私のモラハラ彼氏はめっちゃいいヤツだった

モラハラ彼氏との飽きない日常

モラハラ彼氏との出会い

モラハラ彼氏とは、彼の職場で出会いました。

色々、職業など開示すると狭い業界なのですぐに特定できてしまうため、飲食店というとこまでにして、頑張って伏せながら忠実に再現していきたいと思います。

(私、嘘つけないタイプなので何でもペラペラ話してしまうのが心配)

 

私は彼のいるお店には年に4回ほど友人(男友達)と行っていました。

初めて彼のお店に行った時の印象は今でも鮮明に覚えています。

「この人、女性の接客嫌いなんだな」とすぐわかるほど私を露骨に避け、並んでるお酒も可愛らしいリキュール系は一切見当たらず、ストレートでしか飲ませない系の尖ったラインナップでした。

 

基本的には郷に入っては郷に従うので、ラムをストレートで頼みました。

 

他のお客さんたちと話してる様子や内容を伺った時の印象は「この人やべーな。絶対、深く関わりたくない!!」と思ったのが率直な感想です。

何でしょう。落ち着きはなく、オーバーリアクションで、早口で、面白おかしく色んな話はするのですが、兎に角、台風みたいな印象を受けました。

わーーーーっと話したい事話したかと思ったら、どっかに消えたり。と。

 

既に彼はその時には離婚して子供も2人いたそうですですが、離婚してると聞いて「でしょうね!!!!」と力強く思った事も覚えています。

私も妻なら離婚するだろ。いや、最初から結婚はしないだろう。むしろ、何でコレとどんな思いで結婚したん???と思いました。

 

それぐらい初対面でも強烈に印象に残る人でした。

まさか、そんな人と私が付き合うことになるとは全く思っていませんでした。

人生とはそんなもんなんですね。

現実は小説より奇なりとはこの事かと。

 

その日はそれとなく友人と楽しんで、帰りました。

その後、同じ友人と3回ぐらい一緒に行きましたが、回を重ねるごとに確信したのは「この人、私のこと嫌いなんだな」と思いました。

相変わらず目は合わせないし、私が何か質問しても、私の友人にしか話さないので。

 

初めてお店に行ってから1年経った頃、友人と予定が合わず、どーしても行かないといけない事情があって、しぶしぶ1人でサクッと行ったことがありました。

その時もまぁ適当に当たり障りのない感じで、彼の話したい話を延々としてるだけで、私も私でとりあえず怒られないように、これ以上嫌われないようにと思うばかりで、当たり障りのない対応をしていました。

 

それから後日、初めてSNSを経由して連絡が来ました。

「今週末、お客さんたちと海に行くんだけど良かったらどうですか?」と。

 

「?????」

なぜ、私?

てか、私、そんな仲良くないし。

誰かに間違えて送ってるのかな?

てか、基本、引きこもりだから知らない人いるとことか苦手だし。

とか色んなマイナス要因を巡らせていました。

でもまぁ海なんて久しく行ってないので行くことにしました。

 

で、ここで1200文字になったので海の回は次にします。

それでは、また!